子どもの存在をどうとらえるのか。
「神様からのおくりもの」
という絵本が手元にありました。
何回も何回も、
読み聞かせました。
我が子に読み聞かせしていたのですが
実は自分にもしていたのかもしれない。
と最近、よく思うようになりました。
自分(母親)から、産まれた存在である子ども。
でも、一心同体ではない。(ごくごく小さいうちはそうかもしれないですが)
違う人格で、
違う人生を歩んでいく存在。
「おくりもの」
でもあるし、
「授かりもの」
でも、ありますね。
究極は
「預かり物」
ということでしょうか?
ある一定期間、手元で過ごした子どもを、
また、
社会にお返しするという考え方に、共感します。
その間、
大事な宝物を
「お預かりしている」
そんな風に子育てを考えてみたとしたら。
また違った面から子育てが見えてくるのかも。
みんなにと。
3歳のMくんのおばあちゃまが、
レッスン時に持参くださいました。
みんなで(四人の子ども達)、
皮をめくり、
なかの実を、
じっくり観察させてもらいました。
「せんせい、ぼく、それもってかえるしな。」
と、Mくん。
「たくさん、おうちにあるよ。」
と、おばあちゃま。
お気持ちありがとうございます。
私は、
忘れずに、大事に、
そのほおずきを、
Mくんに、帰りに渡しました。
信頼関係がまた、ひとつ築けました。
子どもさんが、願ったことをすっと素直に受け入れること。
ほんと大事。