ピアノリサイタルへ

滋賀県が誇るびわ湖ホールへ、休日の昼下がりに、
息子と行ってきました。

中村紘子さんのデビュー50周年の記念リサイタルです。

開演前のアナウンスで

満席であることを知らされ

大ホールがいっぱいになるなんて、さすが、

と胸躍りました。

 

 

大ホールは初めてです。

 

パリのオペラ座を真似たつくり。

 

反響板も見事な木製。

広々としたステージに、

グランドピアノが一台。

 

椅子一脚。

 

それのみ。

 

 

紘子さんが登場なさると、舞台がまるで

一枚の絵画のように変身。

3時開演で、五回目(驚異ですよね)のアンコールが終わったのが、5時20分ごろ。

その間、休憩が15分のみ。

 

ただひたすら、ピアノの音色と拍手の音に、身を委ねていました。

 

幸せな時間でした。

言葉は何もいりません。

 

ショパンの英雄ポロネーズ

圧巻でした。

「これだけは、拍手のタイミングがわかったわ」
と、息子。

感性が鋭いこどもに、
どう響いたのか。

根掘り葉掘り聞きたいところですが、それは野暮なこと。

感じてくれたら本望です。

 

ホワイエで、

お生徒さん母子にばったり遭遇。

きちんとした装い、凛とした振る舞いに、感激。

 

いろんな種蒔きをしているママにも拍手を送りたいです。

 

素敵な演奏会をありがとうございました。

 

紘子さん、また滋賀に

来てくださいね。