ママ!ダンゴムシがーっ!

少し前の出来事です。

よく晴れた日の午後、いつものように、
年長さんのSくんが、英語のレッスンにやってきました。
妹さんと一緒に、いつものように、落ち着いて来室されて、
いつものように、レッスンを受けられて、
いつものように、帰られていきました。
しばらくしてから、
駐車場から、
Sくんの叫び声が!
「これは、ただごとではない!」
と、私は、判断し、駐車場へと向かいました。
「ママ!ダンゴムシがーっ!」
と、車のなかで、プリンの空きカップを手にして、Sくんが叫んでいるものですから、
これは!
と、一瞬で状況がわかりました。
ママは、取り乱すわけもなく、
「S、落ち着いてさがそうね。」
と、言いながら、車の中を探し始めました。
私も、探し始めました。
三人でひとしきり、探していました。
妹さんは、後部座席のチャイルドシートにおとなしく座っています。(なんてお利口さん!)
探している間、ママはずっと落ち着いています。
そのうち、Sくんも、だんだんと平静を取り戻していきました。
「車の中に入り込んじゃったかもしれないね。家に帰って、また、落ち着いて探そうね。」
と、ママ。
Sくんは、ダダをこねるわけでもなく、
ママの提案を素直に「うん。」と受け入れて、そのまま帰って行かれました。
たいていの親子さんなら、こうはいかなかったと思います。
ママの方が、慌ててしまって、こんなに落ち着いて対処できないことでしょう。
私は、見事なママの対応に感服しました。
ママを助けるべく、駐車場に行った私でしたが、逆に、大切なことをまた一つ教えていただいた出来事でした。
普段から、
Sくんが、生き物を大切にしていること。
レッスン中は、車で待っててね。とママが言い聞かせてくださっていること。
ママはいつも冷静に、Sくんの気持ちに寄り添いながら、行動されていること。
いろんなことがわかった出来事でした。
年長さんくらいになると、
母子一体感というのは、ほぼ、確立されているといっていいでしょう。
ここまでの、絆があれば、これから、どんなことがあっても、大丈夫だとそう感じています。

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