柿もぎに想うこと

11月3日は文化の日で祝日でしたね。

秋晴れ率が高い日にちということでも、有名ですね。

 

少し前から、

実家の母から連絡がきていました。

「庭の柿が、もうそろそろ熟れてくるから、

残りをもぎにきてくれない?」

ということでした。

10月にも、

一度、高いところを中心に収穫しておりましたが、

まだまだ、柿の実はなってくれていました。

 

妹も、都合がいいというので、

実家へと、車を走らせました。

思ったより、日差しはありませんでしたが、

ちょうどよい気候で、ドライブ気分で出かけました。

 

高枝切りばさみを操って、

枝ごと、収穫していきます。

一人が、はさみを持ち、

もう一人は、柿を受け取るというやり方です。

 

こうすると、腕の疲労感がましになります。

少し前までは、

それぞれの、子どもがついてきてくれて、

親よりも、はるかに上手に収穫してくれていたのに、、、

「柿もぎ」というのは、

おばあちゃんち、恒例の行事となっていました。

今は、

子どもたちも大きくなり、

それぞれの生活に忙しい毎日です。

 

手元にいて、

行動を共にするという時期は、

そう長くはありません。

 

そんなことを思いながら、

秋の夕暮れ時、実家のリビングで、

母や妹とお茶を飲みながら、

感慨にふけっていました。

 

秋は、

感傷的な気持ちにさせてくれますね。

 

 

一本の柿の木で、いったい何個くらい実をつけるのかな。

何百という単位だと思います。

秋の恵みに感謝ですね。