お米の一粒一粒まで

あの大津波で、

街や港が飲み込まれていく様子を

私は自宅で一人で見ました

絶句したのはいうまでもないですが、

街や道路とともに、

肥沃な田畑が消えていったことも

ショックでした。

まさにこれからたんぼに水を入れて、しろかきをして、

田植えの準備にかかろうとされていた

きれいに整備されていた広大な耕地。

「東北地方は日本の米倉。」

だと小五の社会の教科書にでてきます。

また「やませ」という風が冷害を引き起こす、過酷な自然条件であるということも学びます。

そんな中、

昔々から

日本の食卓を支えるお米を

作ってくださってた農家の方々。

お顔はわからないけど、あの耕地に込められた思いや努力・・・やり切れない思いが胸に迫りました。

昨年、スーパーで見つけた
「ひとめぼれ」

という銘柄米。

わが家はだいたい滋賀県産のお米をいただいてたのですが、

息子の教科書に載ってた「ひとめぼれ」を初めて買ってみました。

「お米のしんがしっかりしてて、本当においしいお米」

で、家族全員でびっくりしました。

それ以来、ずっと宮城県産の「ひとめぼれ」をいただいています。

おそらく(素人判断ですが)
お米を初め、食料不足になると感じています。

大切に大切にいただこうと思います。

真の意味においての

「もったいない」精神で。